先日、ふと三省堂の教科書を見ていて、論語の言葉を思い出しました。
「吾日三省吾身(われ、ひにわがみをさんせいす)」
三省(さんせい)とは、毎日、自分自身を振り返るという意味です。
みなさんは、一日の終わりに自分を振り返ることがあるでしょうか。
何事も得意になる人には、ある共通点があります。
それは、「うまくいかなかった理由を考える」ことです。
テストで思うような点数が取れなかった。
試合で負けた。
目標に届かなかった。
そんなときに、
「あー、今回はだめだった」で終わる人と、
「なぜ、だめだったのだろう」と考える人では、
少しずつ差が生まれていきます。
実は、人と人との差は才能よりも、この振り返る力の差なのかもしれません。
私自身も毎日反省ばかりです。
もっとこう伝えればよかった。
あの生徒の話をもう少し聞けばよかった。
あの場面では別の判断もあったかもしれない。
そんなことを考える日もあります。
でも、反省は落ち込むためにするものではありません。
明日を少し良くするためにするものです。
論語の「三省」も、自分を責めるための言葉ではなく、自分を成長させるための言葉だと解釈しています。
今日の自分はどうだったか。
今日の勉強はどうだったか。
元気よく挨拶できただろうか。
誰かに優しくできただろうか。
寝る前に1分だけ考えてみてください。
その1分の積み重ねが、10年後の自分をつくるのだと思います。